転職が成功するか不安? 失敗しにくくする考えを僕の経験を交えて解説!

2020年10月15日

「転職したいけど失敗したくない・・・。」

「転職がうまく行くか不安だ・・・。」

 

漠然と転職に対する興味はあるものの、恐れていませんか?

正直転職には絶対的に成功する方法はありません。

 

ですが、失敗する確率を減らす方法。

すなわち「成功率を高めるための方法」ならばあります。

 

今回の記事では、転職の失敗率を減らすための考え方を、僕の体験談を踏まえて説明していきたいと思います。

 

 

DAI

DAI

 転職が成功する確率を上げる方法を、説明していきます!

 

転職の成功率を高める方法

まず大前提として、おそらく多くの人は転職することに対して「不安」な感情を抱いていると思います。

ですが、それも以下に話すことをしっかりと行えば、不安ではなくなります。

むしろ新しい自分と出会うことに対する「期待」のような感情さえ芽生えてくることでしょう!

 

やりすぎて、「転職するたびに新しい自分に生まれ変わる感覚」にハマって、病みつきになってしまわないように気を付けてください。

 

 

また、もっとより実践的に使えるテクニックのようなものもあります。

今回の記事で説明することが「基礎」にあたるのであれば、「応用」

別の記事でより詳しく解説していますので、よかったら確認してみてください。

 

 

 



自己分析

転職を始めるにあたっては、まずは自己分析が絶対的に必要になってきますよね。

当たりすぎて「なんだよ!」と思われるかもしれませんが、まぁ聞いてください。

 

自己分析は本当に重要です。

自分がどういう人間で、どういう毎日を送っていきたいのかを知っておかなければ、転職に失敗する可能性も高まってしまいますよね。

ここでは、ざっとどういう点を自己分析すればいいのかを、抽出してみました。

 

 

どういうキャリアを積みたいか

まずは「どういうキャリアを積みたいか」を分析します。

自分は「どういう形で仕事」をして、食いぶちを繋いでいきたいのか。

この再認識をしておきます。

 

例えば、もしも美術系の大学を出ており、美術系の業界で働いていきたいのであれば、

「●●歳までにこれこれの技術を習得しておきたい。」

「その後、××歳までにはこの業界でそこそこ有名な人物としてのポジションを築いておきたい。」

などという具合です。

 

もしくは会社勤めだけに限らず、

「△△歳までに独立し、都内で受注した仕事を田舎にいながらリモートでやっていきたい。」

などというものでもいいと思います。

 

仕事は生きがいや食いぶちに直に関わってくるもの。

このため、どういうキャリアを積んでいきたいのかは、転職する際には非常に重要になってくるのです。

 

 

プライベートはどうしたいか

プライベートはどうしたいのか。

このことも重要です。

なんせ、仕事以外の時間は全て「プライベート」なわけですからね。

家族や友人との時間、一人の趣味の時間をないがしろにしては、生きる喜びも薄れていってしまいます。

 

子供との時間をできるだけとりたいのであれば、土日祝が必ず休みである職場が合っています。

家族に何かがあったときにすぐに駆け付けられるようにしておきたければ、有給が取得しやすい職場が合っているでしょう。

 

このように、仕事と表裏一体しているプライベートですから、「どうしたいのか」をこだわって分析しておくと良いです。

 

 

どのくらいのお金を稼ぎたいか

お金を稼ぐことは、働く目的のうちの大きな理由になってくると思います。

お金がもらえない仕事であれば、おそらくは99.9%の人がやる気をなくしてしまうはず。

それくらい「お金」とは、重要な要素です。

 

転職の際には、事前に自分がどのくらいのお金を欲しているのかを知っておくことが重要です。

それも、客観的な根拠をつけて、です。

 

「前の職場が●●円だったから、このくらいは欲しい。」

「子供がいるから、▲▲円はほしい。」

こんな具合で、事前に分析しておけば、面接時に根拠だった給与交渉を行うこともしやすいです。

 

 

どういう人生を過ごしたいか

これらの要素を全て鑑みた上で、どういった人生を過ごしていきたいのかを考えてみましょう。

「人生」というと抽象的になってしまい、イメージがしにくいかもしれません。

その場合は「どういった最期を迎えたいのか」という観点から考えてみるのもいいように思います。

 

多くの親族に看取られながら死に行くのか。

もしくは、一人で築きあげた砂上の楼閣内で孤独死を迎えるのか。

何が良くて何が悪いなどはありません。

 

この世から去らなければならなくなったときに、どういう形で自分は去りたいのか。

自分が描く、その理想形を考えるのです。

 

 

企業研究

企業研究(リサーチ)も非常に重要です。

いくら自分のことをリサーチしたところで、その自分が合う場所を適当に決めてしまっては、全てが無駄になってしまいます。

 

今の時代は「転職会議」や「カイシャの評判」などと言った口コミサイトもできました。

手軽に企業のことを調べることができます。

 

 

年功序列or実力主義

これからは年功序列も徐々に崩壊していくは言われていますが、それもすぐにはなりません。

ある程度はだらだらと残るでしょう。

 

このため、転職時にはその会社の評価基準のようなものを確認しておくことが重要です。

早めに旧時代の評価のスタンダードからは、縁を切っておくことです。

 

 

給与体制

実際に支払われる給与がどの程度のものなのか、事前に分かる範囲でリサーチしておくことをオススメいたします。

給与については退職者の少ない中小企業などでは情報として出回っていないケースもあるでしょう。

 

口コミサイトなどを使って調べるか、もしくは他の条件など(拘束時間等)と比較して「問題なさそう」かを判断することも、良いように思います。

 

 

男女比率

職場の男女比率も、確認しておくことをオススメいたします。

これは僕の体験による偏見ですが、古い会社だと男性が多く在籍し、いろんなものが時代に後れを取っている印象があります。

一方で、男女がそれなりに多い職場であると、それなりにバランスが取れていて働きやすい印象があります。

 

僕は「男女が半々の会社」から「男性が殆どの会社」に転職をしました。

ホワイト企業でしたが、体質が古臭くて失望してしまいました。

 

 

年齢層

年齢層も、重要です。

やはり若い人が多い職場の方が、先行きが明るいです。

年齢層が高くなってしまうと、どうしても古臭さが強くなってしまい、若い人の意見がないがしろにされがちになってしまいます。

場合によっては若い人が辞めてしまい、会社の高齢化がすすんでしまいます。

特に、これらの人手不足の時代においては、若い人の存在自体が貴重になっていきます。

会社の存続にも関わってくるため、年齢層が高すぎる職場には、注意が必要です。

 

 

拘束時間

拘束時間は大切です。

お金などはいくらでも稼げますが、時間は有限です。

一方的に減っていくだけで、増えることは決してありません。

このため、最も拘るべきポイントであると僕は思います。

 

基本的には、残業に関する情報は、企業側は隠そうとする傾向があるようです。

ですが、昨今では残業もうるさく言われるようになりました。

面接時に単刀直入に確認することも、別に構わないような風潮になりましたね。

 

口コミサイトなどでも、(元)社員の話から実際の残業時間を類推することもできます。

残業代を支払ってくれるならまだマシですが、「見なし」だとか、そもそも1円も出ないとか、そんな職場に行ってしまったら最悪ですよね。

 

 

面接・コミュニケーション能力

自己分析や企業リサーチが済んだら、事前準備は完了です。

あとは面接時の応対力、「コミュニケーション能力」でも上げておくべきです。

 

しかし、「コミュニケーション能力」とでも称するほどのものは、実際の面接ではそれほど求められていません。

面接では、「もっと単純なもの」だけあれば、乗り切ることができます。

 

 

基本は傾聴

正直、面接の場では「傾聴力」さえあれば、基本は何とかなります。

簡単に言えば、傾聴とは「相手の話を良く聞いて、忖度するための材料を判断すること」です。

 

ただ話を聞くだけではありません。

発言の一つ一つから、企業は「どんな人材を求めているのか」を分析します。

そして面接官の話や態度から「会社の雰囲気」を読みとるのです。

面接官が「嘘をついているか」も、傾聴することで見抜くことができます。

 

 

欲しがっている人材を見抜く

先ほども軽く触れましたが、企業が「どんな人を欲しがっているのか」を見くことが、面接の場では大切です。

もしも企業が求めている人材が、自分が将来なりたい人物像でなければ、その会社にはあなたは合いません。

仮に入社をしてしまったとしても、ミスマッチが起こり、お互いに不幸せになってしまうでしょう。

 

注意してほしいのは、企業が欲しがっているような人材に、無理に偽るわけではありません。

あくまで、自分が「自己分析」の結果見えてきた理想の自分自身に、この会社で働くことでなることができるのか。

その確認のために「どんな人を欲しがっているのか」を見抜くべきであるのです。

 

 

逆質問で踏み込んだ質問をする

大体、面接の場では「何か質問はありますか?」と面接官から言われる機会があります。

いわゆる逆質問です。

 

基本的に面接の場では、企業が求職者側に一方的にあれこれ質問しまくります。

ですが、この逆質問の時のみ立場が逆転します。

面接中に「この会社、いいなぁ」と思ったのであれば、このチャンスは絶対的に利用しましょう。

個人的には、ここでは「会社の実情を知ることができる質問」を投げかけるといいと思っています。

 

具体的に言うならば、「簡単にイエスorノーで応えられないようなこと」を質問するといいでしょう。

たとえば

「私の上司となる可能性の人物の趣味を教えてください。」や

「最近、会社内で流行っていることを教えてください。」などです。

 

こういった質問は、求職者に「働く意思」があることを感じさせ、また面接官を通して社員同士の交流が普段からあるかを、簡易的にはなりますが知る手がかりとなります。

この時にちょっと渋そうな顔をされたり、とんちんかんな回答でもされたならば、社員同士の交流が希薄な職場である可能性があります。

つまりは、「居心地が悪い職場である可能性が高い」と言うことになります。

 

DAI

DAI

自己分析、企業リサーチは基本!
面接時にはしっかりと傾聴すればOK! 

 



絶対の成功は不可能

ここまで、転職の成功率を上げるための方法についてを、確認してきました。

しかし、ここまでに説明したものは、あくまでも「成功率を上げるための方法」になります。

これらの方法をもってしても、転職の絶対的な成功は不可能です。

 

なぜなのか。

ここからは、その理由を説明していきます。

 

 

感じ方に個人差があるため

まず、人には感じ方に個人差があります。

例えば、求職者にとって「良い!」と感じるものでも企業からしてみれば「悪い・・・!」と感じられてしまうことがあります。

逆の場合も然りです。

悪意がなければいいのですが、そのような「隙」のようなものを利用して、企業は求職者を上手く採用しようとしてくることも多くあります。

なんせ、面接官は人を見定めるプロなわけですから。

 

 

面接官に嘘をつかれている可能性があるため

面接時に最も心配になることの一つに、面接官による「嘘」があるように思います。

この「嘘」は、面接官もつこうとしてついていない場合があるから厄介です。

先ほど上で説明したように、面接官が個人の感じ方で様々な物事を見てしまった結果、自然と面接中に「嘘」をついてしまう場合もあるのです。

 

このパターンの場合では、面接官としては悪意を持って嘘をついているわけではありません。

ですから、求職者としても見抜くことが大変困難になってきます。

「悪意のない嘘」というものは、非常に厄介なのです。

 

 

DAI

DAI

人対人だから、「絶対」はないんですね・・・。