正社員は退職が本当に面倒くさい!苦痛の2週間をどう過ごすか
「辞めるまでの2週間、本当にめんどくさい・・・!」
「どうやって過ごそうか・・・。」
一般的には正社員を辞めるとなると、最低でも2週間前に会社側に辞める旨を伝える必要があります。
多くの会社では、それ以上の期間(例えば1ヶ月)前に申告するように定めているところもあるでしょう。
この「辞めます!」と言ってから、実際に辞める日までの間には時間があるわけなのですが、これが本当にめんどくさいんですよね。
なんせ、自分以外の人たちはまだ会社に残り続けるわけですから。
変に意識してしまったり、無駄に忖度してしまったりして、気疲れしてしまうものです。
僕も何度も退職届を書いて正社員を辞めたことがありますが、いつもいつも本当に面倒だと感じます。
今回の記事では、実際に「辞めます!」と言ってから、辞める日が来るまで。
「どのような心持ちで臨めばいいのか」を、僕の経験から纏めてみました。

DAI
辞める日までの心持ち、4選
辞める日までどのように過ごせばいいのか。
実際のところでは、その人が会社で置かれていた立場にもよるため、一概に「こうすればいい」ということを申し上げることはできません。
このため、ここでは何パターンかを提案し、その中からあなたの現状に使えそうな物を採用してみてください。
もしくは、参考にしてあなたで応用して使ってみていただいても結構です。
1:いつも以上にバリバリと仕事をこなす
まず一つ目。
「いつも以上にバリバリと仕事をこなす」ようにしてみてはどうせしょう。
残りの期間の間だけ、いつもと同等か、それ以上に本気を出すのです。
おそらくは、会社側も辞めると分かっている人に対しては、新しい仕事も振ってこないはず。
責任のある仕事だって、任せてこないでしょう。
「今までやっていた仕事」を、全力でこなすだけで、なんとかなるはずです。
頑張って仕事をこなせば、円満退職をすることだってできるかもしれません。
何事も円満に終わらせることができれば、そうした方がいいですからね。
2:へらへら、なあなあと過ごす
次に、「へらへら、なあなあと過ごす」ことです。
この過ごし方は正直言えば楽なのですが、「職場の雰囲気」×「自分の立ち位置」によって「できる」「できない」が明確に分かれてくると思います。
僕は2社目の会社を辞める時には、この方法を使うことができました。
同年代の上司や上司たちの存在と、「やることをやっていれば適当でもOK!」という社内の雰囲気が、僕にそれを可能にしてくれたのです。
例え社風に恵まれなくても、そこそこ出世をしており、組織の中である程度偉くなっている場合でも、もしかしたら使えるかもしれません。
ただし、やりすぎれば社内から白い目で見られてしまう恐れもあるため、採用する場合は要注意です。
3:必要最小限の事しかやらずに過ごす
続いては、「最小限の事しかやらずに過ごす」ことです。
本当に、最小限のことしかやりません。
業務外のことを頼まれようものならば「すみません、それ、私の業務外なので分かりません」と言って断ってください。
僕はこの方法は3社目の会社を辞める時に使いました。
僕は3社目の会社はわずか2ヵ月しか在籍してしませんでした。
だからこそ、行うことができた「辞め方」だったのかもしれませんが・・・。
いずれにせよ、関係が希薄な職場を辞める場合であれば。
最小限の事だけをやり、それ以外を「分かりません。」と言って断ってみてください。
4:できるだけ誰とも関わらないように過ごす
最後にご紹介する方法は、「できるだけ誰とも関わらないように過ごす」ことです。
会社にいる人とは、なるべくコミュニケーションを取らないようにして、退職日まで逃げ切る方法です。
実は、僕が直近まで勤めていた4社目の会社では、僕はこの方法を使って退職日までしのぎました。
社内で孤立していたため、問題なく「なるべく関わらないようにしたまま」退職日を迎えることができました。
もちろん、退職日までは普通に業務を行う訳ですから、仕事上の必要な関わりは避けられません。
ですが、それ以外の部分では、他人とのコミュニケーションをほぼゼロの状態で、退職することができました。
社内で孤立気味の人であれば、十分採用できる方法であると思います。

DAI
正社員の退職は本当に面倒くさい!
正社員が退職をするとなると、本当に面倒くさいです!
僕は20代で正社員を4社経験してきており、その4社全てを退職してきたわけです。
そんな僕でも、やはり何度も退職をしても面倒臭さを感じずに辞めることは難しいです。
強いてマシだったのが、3社目の会社が「2ヵ月」しか在籍していなかった関係で、多少辞めやすかったくらいでしょうか・・・。
なぜ正社員の退職は面倒くさくなるのか?
では、なぜ正社員の退職は面倒くさくなるのでしょうか。
会社の将来を期待されているから!
一般的には、正社員という存在は「会社の将来」を期待されています。
採用時はもちろんのこと、入社後の育成にもコストをかけて、積極的に組織から「投資」を受けるわけです。
様々な経験を積ませて、組織の核として成長するように、仕向けられるのが「正社員」です。
このため、正社員が辞めるとなると、会社にとってはかなりの痛手となってしまうわけです。
今までにかけた費用と時間が、全て無駄になってしまう。
組織側としては、何とも言えない失望感を感じてしまうことになってしまうでしょう。
このため、組織側の「辞めてほしくない」思いが退職希望者のことを変に刺激してしまったときに、
退職希望者の心には「めんどくさいなぁ・・・」という感情が芽生えてしまうのです。
アルバイトや契約社員はまだマシ
長年、アルバイトとして働いてきた人や、何度も契約を更新し続けた契約社員であっても、退職の際には多少は面倒くささを感じてしまうかもしれません。
ですが、その面倒臭さも正社員のそれと比べればまだマシです。
アルバイトや契約社員は、正社員よりも簡単に労働契約を結んだり、解消させたりすることができる雇用形態です。
このため、企業側も「正社員に辞められる失望感」ほどのダメージを受けることはなくなります。
「辞めちゃうのか~。残念だけど仕方ない!」という、一種の「割り切り」みたいなものに、アルバイトや契約社員であれば留めてもらうことができるわけです。
少し話はずれますが、アルバイトや契約社員でも、「正社員並み」か「それ以上」に給料が良い仕事は探せばあります。
もしも正社員がダルければ、このような働き方も検討してみてもいいかもしれませんね。
正社員よりも安定度は落ちますが、「他人から期待されることが苦手な人」にはお勧めの雇用形態だと思います。
最終手段「退職代行」に頼る?
退職するまでの残りの日数。
頑張って出勤することがどうしても進まないのであれば、最終手段として「退職代行」のサービスを利用してみるのもいいかもしれません。
僕自身は退職代行を使って退職をした経験がありませんが・・・。
有給休暇の日数が2週間分以上あれば、退職代行と組み合わせることで「即日退職のような状況」を強制的に作り出すことができるようです。
退職代行によって、「有給消費の権利」と、「2週間での退職」を強行することができるようになるからです。
この方法では「退職までの過ごし方」を気にする必要すらなくなるのです。
引継ぎが必要な場合は注意が必要?
ですが、何かの引継ぎ事などがある場合には、注意が必要です。
というのは、代行業者は引継ぎ事項の相談をすることができないから。
業務に必要な情報や資料などがあれば、本人が会社と直接やり取りをしなければならなくなります。
重要な相談事で、それが「あなたにバックレられては損害を被ってしまうようなもの」の場合には、無視する訳にも行かなくなります。
会社が損害を受ける未来を放置していたということで、もしかしたら賠償責任を追及される恐れもあるからです。
辞めた先には未来が待っている!
正社員を辞めた先には、必ず別の未来があなたのことを待っています。
兎にも角にも、正社員を辞めれば新しい毎日が始まるわけです。
それは次の職場での毎日かもしれませんし、アルバイトとして気楽に働く毎日かも分かりません。
そのような日々を獲得するためにも、現職に対しては勇気をもって「辞めます!」と伝えましょう。
そして残りの2週間(もしくはそれ以上?)の日々を、なんとか頑張って逃げ切ってください。
そうすれば、新しい毎日が、あなたのことを迎え入れてくれるはずですよ!

DAI
ですが、辞めれば将来が確実に変化していきます!
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