新型コロナで解雇された会社員の約半数が正社員!「安定」は幻だった!?

「正社員で働いているし、コロナウイルスで職を失うことなんてないでしょ・・・?」

日に日に猛威を振るう、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、このような心配を抱いてはいませんでしょうか。

 

新型ウイルスの影響で、毎日毎日暗いニュースを目にしてしまいますね。

「今日の感染者の数は●●人です」という報道が多い印象ですが、その中でも意外と目にしていまうのがコロナウイルスによる雇用への直撃。

このニュースを見て、「自分の仕事も、コロナウイルスの影響でなくなってしまうのではいか」と心配になってしまう人も、きっと多いはずです。

 

今回の記事では、コロナウイルスなどの緊急事態による雇用への影響について考えてみたいと思います。

 

 

DAI

DAI

コロナウイルスによる雇用への悪影響を見ていきます!

 

新型コロナで解雇された会社員の約半数が正社員

いきなりですが、新型コロナウイルスの影響による解雇に関しては国によってある程度の期間分が纏められました。

リンクとしてはこちらになります。

コロナ解雇、非正規が54% 全体で2万5千人に迫る、厚労省

 

こちらの記事としては、「コロナウイルス関連による解雇を受けた人の中で、非正規の人が54%もいました! 非正規はやばい!」

ということを伝えたいように感じますね。

 

しかしこれ。

数字の裏を返せば46%の正社員もコロナ関連の解雇を受けていることになります。

 

 



正社員だからと言って安心できない

このように、正社員だからと言って安心することはできないようです。

データを見る限りでは、新型コロナウイルスという非常事態が発生してしまえば、正社員であろうが非正規であろうが大差がないということが証明されました。

 

社会的な信用であったり、長期的な雇用のされやすさという点は確かに正社員は優れているでしょう。

しかし、緊急事態になって切られてしまうような局面に企業がたたされてしまえば、正社員と言えどもやはり切られてしまうのです。

 

日本においては長らく「正社員=クビを切られにくい」という認識がありました。

しかしそういった常識が変化していることを、このデータは私たちに教えてくれますね。

 

 

スキルを積んでいる者が生き残る

正社員でも非正規でも、一度解雇されてしまえばよっぽどの理由がない限りは就職活動をすることになります。

いわゆる「再就職」をする必要に迫られるわけです。

 

再就職をするにあたっては、面接などを通して求職者の様々な面が見られるわけです。

将来が期待できる「若い」という要素を除いた場合では、「スキルをどれだけ持っているか」が採用されやすさのポイントとなってくるでしょう。

 

このような緊急事態時では、どの会社も同じように経営が苦しいはず。

体力に余裕のある大企業の場合では、教育コストをかける余裕もあるため若ければスキルが無くても採用してくれるかもしれません。

ですが、日本の殆どを占める中小企業の場合。

新人を採用する余裕は大企業ほどもありません。

最初からスキルを備えている人であれば教育コストをかける必要もないため、最初からスキルを持っている人が好まれやすいです。

その結果、スキルも持っている人から再就職先が決まっていくのです。

 

 

DAI

DAI

正社員も半数が仕事を失ってしまったんですね!

 



解雇されるときは、解雇される

このように、解雇はいつ、どのタイミングで襲ってくるのか分かりません。

今回の新型コロナウイルスにような場合ではある程度の「前兆」があったため、事前に多少の予測はできるものですが・・・。

 

しかし、長期間をかけて設計していた人生の中では、急なアクシデントであることに違いはないでしょう。

本来であれば2020年は東京でオリンピックだってあったはずなのに、それすらも無くなってしまったのですからね。

 

 

いつ解雇されてもいいように

理想としてはいつ解雇をされても大丈夫なように、日ごろから準備をしておくと良いです。

よく大地震が発生したときにすぐに避難することができるようにと、防災グッズを常備している人がいます。

あれと同じで、自身の雇用に対して何かが起きたときに、安心して次の行動を起こせるようにしておくことと、急な解雇にあっても立ち直りが早くなります。

 

以下に説明することは、いつ解雇されても大丈夫な状態にするための行動・考え方です。

正直、全てを行うことは難しいでしょう。

なので「一つでも多く」行えるようにしておくようにしてください。

より多く準備をしていた方が、緊急事態に直面した場合でも早く立ち直ることができます。

 

スキルを身に付ける

スキルを身に付けて、解雇されてもすぐに次の仕事にありつけるような体制を整えておくようにしましょう。

この方法はここで紹介をする3つの行動の中でも最も確実なものになります。

基本的には「自己」を高めていくことは様々な面での武器になります。

 

また、スキルと言う「客観的に説明のしやすいもの」を高めていけば、新しい仕事をする際でも他人を納得させやすくなります。

これがもしも実力が伴っていなければ、ただの「口だけな人」になってしまいますからね。

なるべくならスキルが身に付くような行動をとるようにしたいです。

 

 

毎日の仕事を頑張る

毎日の仕事を頑張って、自分の意識を高めておくようにしましょう。

毎日の仕事を頑張ることで、目の前にあることを愚直にこなしていく意志であったり、志を形成することができます。

もし仮に、今やっている仕事が大したスキルが身に着かないようなものであったとしても、毎日の仕事を愚直にこなしていくことで仕事に対する姿勢を磨いていくことができるわけです。

このことは正直言ってしまえば「面接時のアピールポイント」として主張することは難しいです。

抽象度が高すぎて、具体的に説明がしにくいからです。

 

ですが、だからこそ伝える価値があるものでもあると言えるでしょう。

もしも上手く伝えわることさえできれば、意識を高く持って毎日仕事をしていたのであれば「ウチに来ればきっとこの人は化けるだろう」と思ってくれる会社もあるはずです。

人一倍仕事を頑張って、自信を持って面接でアピールできるくらいの努力家になることができれば、ある意味では無敵かもしれません。

 

 

コネを作っておく

可能であれば、日ごろから交友関係を広げておいて、いつでも頼ることができような「コネ」を作っておくようにしましょう。

特に仕事を変える時に頼れるようなコネであれば、尚良しです。

特定の業界のみではなくて、様々な業界に分散させたようなコネです。

 

このような何かのコネであったりツテであったりがあれば、急な解雇であっても対応できる可能性が高まります。

自分が無職になってしまっても、コネとして頼りにしていた人脈に助けてもらうことで再起を図ることができます。

 

しかし、もちろん「想定外の緊急事態」に上手く対応できずに、コネとして頼りにしていたところも共倒れしてしまうことだって考えられます。

絶対的な安心はありません。

コネとはあくまでも「無いよりマシ」という感覚で持っておきたいものになります。

 

 

雇用形態への偏見を無くす

もしかしたら「正社員以外はあり得ない!」なんて思っていたりしていませんか?

確かに正社員には良い点が多くあります。

ですが、その一方で悪い点もまた存在するわけです。

頑なに「正社員=良」「非正社員=悪」と言う具合に考えを固まらせてはいけません。

偏見で自分の首を自分でしめてしまうだけです。

 

それぞれの雇用形態には「良い点」と「悪い点」があります。

このコロナをきっかけに、もしも凝り固まった価値観を持っているようであれば、見直してみることもいいのではないかと思います。

 

DAI

DAI

いつ解雇されても大丈夫なように普段から過ごしていれば、いざという時も安心!